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最新情報

徳島県遺族会の最新の情報をお届けします。

令和7年度戦没者遺児による慰霊友好親善事業「洋上慰霊」の御案内

 日本遺族会では、平成3年度から政府の補助金等を受け、「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」を実施してきましたが、同事業は令和7年度で終了することになっており、終戦80年並びに本事業実施35周年を迎える令和7年度は、「洋上慰霊」を実施することが予定されています。

 計画概要は次のとおりですので、参加を希望される方は事務局まで御連絡ください。

 ※ 現段階において、この事業は実施予定であり、厚生労働省の補助金交付団体に選定(令和7年3月頃)されてから正式決定となります。

 

◎ 実施計画の概要

 1 参加資格:父等を海域で亡くされた戦没者の遺児で前年度の本事業に参加していない者。

        (ただし、前年度参加者であっても付添者で青年部が同行する場合は参加を認め

         る。また、実施地域は洋上以外にフィリピン諸島を含んでおり、定員に満た

         ない場合は同地域の関係者や過去の参加者を認める場合がある)

         なお、申込多数の場合は選考となる。

 2 参 加 費:10万円(但し、燃料費高騰などで値上げする場合がある) 

        ※過去に同事業に参加された方は、協力金を別途いただく

 3 実施時期:令和7年6月1日(日)~6月11日(水) 11日間

 4 洋上慰霊日程(案)

日次 年月日(曜日) 発着地等 スケジュール

令和7年

6月1日(日)

神戸(日本)

午後:受付後、船内へ

   結団式及び渡航手続き説明会(17時頃出航予定)

6月2日(月) 終日航海

 午前 講演 水落会長

①午後 九州沖洋上慰霊祭

6月3日(火)

②午前 東シナ海洋上慰霊祭

 午後 講演 平和の語り部

6月4日(水)

③午前 台湾海峡洋上慰霊祭

 午後 講演 平和の語り部、事例等

6月5日(木)

④午前 台湾・バシー海峡洋上慰霊祭

⑤午後 ルソン島西方沖洋上慰霊祭

6月6日(金)

午前 マニラ 入

午後 マニラ 出

 午前 マニラ入港:9時頃

    全戦没者追悼式

 午後 懇談会:友好親善(船内)

6月7日(土) 終日航海

⑥午前 シブヤン海洋上慰霊祭

 午後 講演 水落会長

6月8日(日)

⑦午前 レイテ島東方沖洋上慰霊祭

 午後 講演 語り部座談会

6月9日(月)

⑧午前 太平洋沖洋上慰霊祭

 午後 講演 語り部:実演

10 6月10日(火)

⑨午前 南薩諸島沖洋上慰霊祭

 午後 入国説明会、講演 船長

 夕刻 解団式:懇談会

11 6月11日(水) 神戸(日本) (9時頃入港予定) 下船

  ※日程(案)は、変更になる場合があります。

 5 運行航路等:【洋上慰霊 航路予定図】のとおり

 6 募集人員:各支部 原則7名程度 計約300名 

        ※各支部参加者の中から世話人(1名)を推薦

 7 集合・解散場所:集合・解散の場所は、兵庫県神戸市の予定

           ※集合、解散の場所までの交通機関等は各自手配

 8 申込締切日:令和7年1月末日

 9 問合せ・お申込み:徳島県遺族会事務局まで  ℡088-636-3212

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  2024/07/11   徳島県遺族会職員01

令和7年3月8日(土)徳島県戦没者記念館-あしたへ- 第98回語り部事業

令和7年3月8日(土) 13時30分~14時30分 

正治 真紀 氏 (藍住町)

「大伯父の戦歴をたどり、これからの時代の平和を考える」
 
正治様は、遺族会青年部に入会したことをきっかけに、ビルマで戦死した大伯父のことについて各方面から資料を取り寄せ、その足跡をたどりました。また、親戚縁者との関係が希薄になりがちな現在、「このままでは一族の歴史を知る若い世代が途絶えるのでは」と危機感を持たれています。今回は、これからの時代の平和について、中学生の息子さんと話し合った体験等を語っていただきます。
 
多数の方のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

  2024/06/04   徳島県遺族会職員01

令和7年1月11日(土)徳島県戦没者記念館-あしたへ- 第97回語り部事業

令和7年1月11日(土) 13時30分~14時30分 

武田  光普 氏 (阿南市椿町)

「阿南市遺族連合会の取り組み、今、私に出来ること」

 
武田様は、県下最年少で阿南市遺族連合会会長に就任(現在56歳)。阿南市遺族連合会及び青年部活動の活性化に尽力。
大叔父が戦没者。曽祖母は地域の国防婦人会長として地域を奔走。しかし、送り出した息子は戦死。生前、曽祖母が私に伝えた言葉とは。
 
多数の方のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

  2024/06/03   徳島県遺族会職員01

青年部メンバー募集

一般財団法人 徳島県遺族会 青年部メンバー募集

~「戦争の悲惨さ」と「平和の尊さ」を未来に語り継ぐ ~

 

 徳島県遺族会は、昭和の大戦で最愛の肉親を失った悲しみを乗り越え、再び悲惨な戦争を繰り返さないことを固く心に刻み、昭和26(1951)年の創立以来、70年余の長きにわたり、一貫して世界平和を求め活動を続けてきました。さらに今後も、過去の歴史を正しく語り継ぎ、恒久平和の誓いを後世に繋いでいくため、戦没者の孫・ひ孫らを中心に「青年部」を発足しています。

 青年部は現在、30代から60代までの約70名の方に登録をいただいていますが、さらに活動の輪を拡げて行くため、メンバーを募集します。多くの方のご登録をお待ちしております。

 

ご遺族の皆様は、是非とも孫・ひ孫世代のご家族にお声掛け下さいますようお願い致します。

(青年部は働き世代中心のため、活動への参加はそれぞれご無理のない範囲で結構です。)

 

登録方法

*登録は無料です。

 登録申込書を下記の連絡先へFAXまたは郵送してください。

*青年部の活動は会報(年4回発行)やHPにて随時ご紹介しています。参加してみたい活動や行事に無理のない範囲で気軽にご参加ください。

活動内容

*県戦没者追悼式、全国戦没者追悼式、沖縄「徳島の塔」慰霊祭への参画、参列

*語り部事業、小中学生への平和学習など平和の継承活動

*他県遺族会青年部との交流会

*徳島県護国神社祭事(例大祭)への参列

連 絡 先

一般財団法人 徳島県遺族会 事務局

〒770-8021 徳島市雑賀町東開21-1 県護国神社内

                     Tel:088-636-3212 Fax:088-636-3213 

 

【青年部(戦没者の孫たち)の声】

・戦争は絶対におこしてはいけないとあらためて思います。戦死した人々の無念さを思うと涙があふれてきます。若者にも戦争の事を伝えていかなければと思います。(40代男性)

・今、戦争を経験した人たちは減っています。あと、十年から二十年経つともういなくなると思います。そうしたら、またあの恐ろしい戦争が起こるかもしれません。今、私達にできる事は、ずっと戦争の怖さを、次の世代に教えることです。戦争はもう必要のないものです。(10代女性)

 

登録申込書を下記の連絡先にFAXまたは郵送お願いします。

〒770-8021 徳島市雑賀町東開21-1 一般財団法人徳島県遺族会

FAX:088-636-3213

 

 

  2024/04/02   徳島県遺族会職員01

徳島県遺族会「70周年記念誌-あしたへⅡ-」発刊

 1 内容

徳島県遺族会は昭和26年12月の創立以来、英霊顕彰、遺族の福祉増進、戦争史実の伝承等について地道な活動を長年継続し、歩みを進めて参りました。

特に、50周年記念誌を発行した平成13年以降における本会を巡る状況や活動経過については、徳島県護国神社の移転、徳島県戦没者記念館の建設、特別展や語り部事業の実施、戦没者を見送った家族像の建立、そして出征を見送る家族の像の奉納など、大きな取組みがなされております。

「70周年記念誌-あしたへⅡ-」は、当会が今年創立70周年を迎えるにあたり、これらの活動経過を記録するとともに、取り組んだ事業やその成果を広く伝えるための内容となっております。

 

2 「70周年記念誌-あしたへⅡ-」の特徴

 徳島県遺族会50周年記念誌発行以降の事業記録を中心に構成。

(記念館に掲示されている御英霊のお名前をはじめ、護國神社移転の際の寄付者名簿(石碑より)、また会員からの寄稿文なども掲載。)

 

3 購入のご案内

 ① 一冊当たり 1,700円(税込)

 ② 総ページ数 347ページ

 ③ 発刊 令和3年3月12日

 ④ 申込み方法 徳島県遺族会事務局まで(電話088-636-3212)

  2021/03/12   徳島県遺族会職員01

令和2年10月16日 「出征を見送る家族の像」を靖國神社に奉納

「出征を見送る家族の像」を靖国神社に奉納

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 令和2年度の本会事業である「家族像の制作奉納事業」が予定どおり進行し、この度、東京都千代田区にある靖國神社に無事奉納され、建立を記念し、像の除幕清祓式が執り行われました。

 靖國神社に参拝される際は、本県遺族会が奉納した「出征を見送る家族の像」に、是非お立ち寄りください。

 像は、九段下交差点方面から靖國神社境内に入ると真っ先に現れる第一鳥居(大鳥居)の側にある慰霊の庭に建立されています。

 

出征を見送る家族の像除幕清祓式

 令和2年10月16日(金)午前10時より、靖國神社外苑(東京都千代田区)において、同神社主催による「出征を見送る家族の像」除幕清祓式が執り行われた。

 この像は、国の為に尊い命を捧げられた御祭神の家族が、我が子、兄弟、夫、父等を見送る際に抱かれた「無事の帰還を思う愛慕の情」を後世に伝えるべく、徳島県遺族会が制作奉納し、靖國神社において建立されたもの。

 除幕清祓式は、靖國神社の進行により執り行われ、靖國神社山口宮司の挨拶の後、増矢会長、飯泉全国知事会会長・徳島県知事、山口宮司をはじめとする方々による除幕が行われ、本県遺族会から参加した会員をはじめ、全国から集まった多くの方々に、初めて像がお披露目された。

 除幕清祓式の後、関係者一同で靖國神社への昇殿参拝、直会に参加し、山口宮司より徳島県遺族会を代表して増矢会長に感謝状が贈呈され、「出征を見送る家族の像」奉納についての一連の行事を滞りなく執り納めることができた。

     

 

台座に付された碑文

出征を見送る家族の像

 

嗚呼 あなたは防人として旅立つのか 

 

齢を重ねた父母

愛しき妻 そして愛し児たち

皆があなたの帰還を待ちつつも

 

嗚呼 息子よ 夫よ 父よ 兄弟よ

 

天界のあなたを偲び、あなたが遺してくれたものを受け継ぎ、

今も家族は故郷にあります

 

案内看板に明記された由来

出征を見送る家族の像建立由来

靖國神社の御祭神は、ひたすら愛する父母、兄弟、妻、子、そして故郷、

祖国の安寧を祈りつつ、国のために尊い生命を捧げられました

御祭神の愛した家族もまた、我が子、兄弟、夫、父の無事の帰還、

そして故郷、祖国の安寧を祈りつつ見送られました

この愛慕の情こそが尊き伝統にして、戦後七十五年にあたり、

当時を偲び、御祭神家族の想いを後世に伝えるべく、茲に徳島県遺族会の

発起・製作・奉納による「出征を見送る家族の像」を建立いたしました

初作の碑は徳島縣護國神社境内に建立されている

令和2年10月 

靖國神社 

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  2020/10/16   徳島県遺族会職員01